「価格設定の仕組みについて学べました」
(2012/07/18)By 山神さん
価格設定には、いろいろな要素があって、
これまでは、最終的に競合他社の商品や
サービス内容と比べて価格設定をしていました。
ですが、価格を構成する要素を分解し、
顧客の選び方、商品・サービスの差別化、
プロモーション方法など、様々な側面から
価格設定に必要な要素を解説してくれる良書でした。
既存商品でも、新規の商品・サービスでも
応用して使える内容だと思います。
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本の詳細はこちらから。
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こちらをクリック山神さん、ありがとうございます!
「値決めは経営である」
そう言ったのは京セラ創業者の
稲盛和夫氏です。
単に売るため、注文を取るため
といった営業だけの問題ではなく
経営の生死を分けるほど
重要な仕事だということですね。
実際、商品やサービスの価格を
いくらにするか?という問題は
経営者の頭を常に悩ませますよね。
本書の著者、ダン・ケネディによると
価格設定で失敗してしまう場合には
いくつか理由があると言います。
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1. 「本にはこう書かれていたから」
「業界の常識としてはこうだから」など
なんらかの「基準」にとらわれている。
2. 競合他社の価格を怖がりすぎている。
3. 価格しか見ない顧客を取り込もうとしている。
4. 「この値段でないと買ってもらえない」
と初めから決めつけている。
5. どんぐりの背比べのような
価格競争から抜け出せていない。
6. 他社との差別化が図れていない。
7. 顧客に「高くても買いたい」を
思わせる付加価値が提供できていない。
8. 経営数学を知らない、
または正しく理解できていない。
9. 自分にもビジネスにも自信がない。
「もっとできるはず」という
気持ちが持てていない。
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これらはほんの一部ですが、
価格設定で悩んだ時は、
どれかに当てはまっていないか
チェックしてみるのも
いいかもしれませんね。
「世界一ずる賢い価格戦略」の
詳細はこちらからご覧いただけます。
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こちらをクリックPreface 価格、利益、力、富の関係
-この本を読めば億万長者も夢ではないワケ
Part1 世界一ずる賢い価格戦略(理論編)
Chapter1 価格戦略の落とし穴に落っこちるな
Chapter2 その値下げ、ほんとに必要?
Chapter3 その値下げ、見返りはある?
Chapter4 「無料」というガン細胞
Chapter5 さあ、無料との戦いに乗り出そう
Chapter6 「無料」で戦うときの3つのステップ
Chapter7 「ありふれた考え」を捨て去ろう
Chapter8「差別化」の持つ力
Chapter9 BtoBにおける価格戦争-最後に笑うのは誰?
Chapter10 価格と製品の鎖を断ち切る
Chapter11 「買わずして買っている」の持つ力
Chapter12 価格弾力性のヒミツに迫る
Chapter13 効果的な5つの価格提示メソッド
Chapter14 狙うはニッチとサブカルチャー
Chapter15 「連想の原理」が成功を生む
Chapter16 不況という落とし穴から抜け出すために
Part2 世界一ずる賢い価格戦略(実践編)
Chapter17 さあ、実際に値決めをしてみよう
Chapter18 前払い制のすすめ
Chapter19 悪徳まがいの儲け術-こんなのあり?
Chapter20 値下げ中毒社員に気をつけろ!
Chapter21 誰の意見を採用する?-価格戦略の4人の審判
Chapter22 不況下での価格戦略
Part3 世界一ずる賢い価格戦略(サンプル編)
Chapter 23効果的な広告サンプル
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